HE12022Gの日記

モラトリアム大学院生の戯言。

ヴァガボンディング。

今夏、諦めかけてた旅。

 

強引にスケジュールを組み直して、スリランカに決定。

台北経由でバンコク。それからスリランカ行きに乗り継ぎ。

目的地行くまでに2国も回っていく必要があるなんて…Time is moneyとはまさにこのこと。まだまだTimeを買う身分にはなれない。

 

成り行きでスリランカに決めてみたものの、なにがあるのか全く謎。地球の歩き方にのってるか。カレーか。どうせ、インド洋まで行くならいっそのことインドにすればよかった気もするけれど。10日程度じゃ、あのバカでかい国を回るのは厳しいかな。

 

最近読みあさってる紀行文の影響からか、時間があれば旅に出たくなる。

ロルフ・ポッツが旅のことを「放浪」と呼ぶ意味も最近なんとなく分かる気がする。

なにもかも満たされた生活から抜け出して、特にアジアの国に行くといろいろ日本では考えることができない思考に変わる。常識の定義とか。働くことの意味とか。幸せって何?とか。

帰国してから何日間かはその新鮮な頭を維持できるけど、結局人は適応力があるがゆえに何不自由ないこの日本の生活にどっぷり浸かってると、すぐに忘れてしまう。

 

だから最近、「日本にいても何でも揃うし、何不自由なく生活できるのに、なんでわざわざお金払ってそんな国に行くのか」を聞かれることがよくある。

むしろその答えは逆で、何もない生活からしか見えてこないものもあるんじゃないかと思うようにしている。実際に見えているかは別として、なんとなくそんな気がする。

でも少なくとも一人旅なんか行かないほうがよかったって話は聞いたことないし、英語話せないから今まで行かなかったけど、行ってみたらなんとかなったって話もよく聞く。実際自分も特別英語が話せるわけでもない。

唯一出てくる不平は「食あたり」くらいのものか。これも醍醐味。